炭づくりの風景

炭づくりの風景

炭焼きは、日本の山村に遥か昔から伝わる技術で、その歴史は1万年以上も遡ることが考古学で推定されているそうです。生の原木を炭化させるには、窯づくりから始まり原木の伐採、火入れ、窯出しなど、どの作業も時間も労力もかかるものとなっています。
そんな「炭づくりの風景」をご紹介します。

備長炭の窯づくり〜完成後の神事まで

高品質の炭づくりは、窯作りで左右されます。 丁寧に、慎重に、積み上げて作ります。

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備長炭の窯だし

熱いままスバイ(灰と土を混ぜ、水分を含ませた消し粉)をかぶせて消火、冷まします。(そのため「白炭」とも呼ばれます)

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炭窯の内部(一例)

奥から整然と原木が並び詰められます。

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