

備長炭の特徴
■備長炭は原料にウバメガシを使用する、炭の中でも高品質なものです。■産地は主に紀州・土佐・日向ですが、地域によって窯の形や炭焼きの方法にも違いがあります。私たちの作る「土佐備長炭」は、窯くべ・乾燥・炭化・精煉(ねらし)・窯出しという工程を約15日間かけ行い、その後熱いままスバイ(灰と土を混ぜ、水分を含ませた消し粉)をかぶせて消火します。炭化温度は800〜1200度にもなり、硬度は15度以上、折口は貝殻状で叩くと金属音がします。
備長炭の窯出し

土佐備長炭の規格(産地:大月、原木:ウバメガシ)
銘柄 | 正味量 | 形状 |
---|---|---|
備丸 | 12kg | 長さ20cm以上、径2.5cm〜4cmまでの丸もの |
備小丸 | 12kg | 長さ20cm以上、径1.8cm〜2.5cmまでの丸もの |
備大丸 | 12kg | 長さ20cm以上、径4cm以上の丸もの |
備割 | 12kg | 長さ20cm以上、長辺3cm〜6cmまでの4つ割り以内のもの |
備細丸 | 12kg | 長さ20cm以上、径1cm〜1.8cmまでの丸もの |
特丸 | 12kg | 長さ15cm以上の通しもの80%以上(径2.5cm〜3.5cmまで) |
特小丸 | 12kg | 長さ15cm以上の通しもの70%以上(径1.8cm〜2.5cmまで) |
特割 | 12kg | 長さ15cm以上の通しもの70%以上(長辺3cm〜6cmまで) |
特細丸 | 12kg | 長さ15cm以上の通しもの70%以上(径1cm〜1.8cmまで) |
特上(1級) | 12kg | 長さ・直径・長辺とも3cm以上のもの |
備特(2級) | 12kg | 特上に同じ、ただし径2cm以下の丸ものを含む |