大月町伝統産業育成協議会とは

私たちの町、大月町では、過去に炭焼きが盛んに行われていました。現在でも高知県内では最も多い、良質の炭製品(備長炭)の原材料となるウバメガシの群生地です。それらのウバメガシは県内の炭製品生産地へ運ばれ、備長炭として生産、販売されています。

現在では、経済情勢の変化によって大月町内では炭焼きが行われていませんでした。しかし地球温暖化が社会問題となる中、バイオエネルギーとしての見直しがされ、消費者の需要が高まりつつあり、更には環境浄化剤としての使用範囲が広くなったことから、時代にあった産業として復興する機運となってきました。

産業として成り立つには産地化の取り組みが絶対視され、その為には品質の統一や物流量の確保、共同炭窯の建設、原材料の共同調達など問題の克服に向けた組織の確立が急務となっています。このような背景のもと、2009年4月より、大月町特有の資源を活用した産業を見直そうと『大月町伝統産業育成協議会』が立ち上がりました。

協議会では、備長炭窯、黒炭窯を作り、炭焼き研修を行って生産者を育成すると同時に、炭製品の開発(備長炭、黒炭、竹炭、炭の工芸品、消臭剤、燃料、木酢液等)を企画し、その試作品の制作やモニタリング調査等を行い、それと同時に生産者への材料(原木等)の供給体制の整備や組織の強化を図るため、日々取り組んでおります。

また、ウバメガシのみを原料として使用するだけでなく、山林荒廃の要因となっている竹や間伐剤も利用した製品化にも取り組みたいと考えています。

大月町伝統産業育成協議会の取り組み

2009.4 
・協議会の組織作り(協議会員を募る)

2009.5 
・室戸市研修視察(窯入れ〜窯出し等の工程の見学、昔の窯跡やウバメガシの山の見学、土佐備長炭や炭焼きの歴史等)
・炭窯設置場所の整備(姫の井)

2009.6
・第1回伝統産業育成協議会総会
・事業説明会(炭に関する歴史や文化、炭の未来について、生産過程等の説明。参加者約40名)

2009.7
・炭窯設置場所基礎工事開始(姫の井)
・備長炭窯づくり開始(室戸生産者による指導)
・「炭の便り」配布開始

2009.8
・炭焼き小屋工事開始
・備長炭窯完成(1基目)

2009.9 
・地産外商課(高知県庁)との連携強化
・まちづくり育成グループ立ち上げ
・黒炭窯づくり開始〜完成
・備長炭窯入れ〜窯出し(1回目)
・黒炭窯入れ〜窯出し(1回目

2009.10
・備長炭窯入れ〜窯出し(2回目)
・黒炭窯入れ〜窯出し(2回目)
・黒炭生産地視察(旧十和村)
・大月町産業祭で試作品無料配布(竹炭石鹸150個)
・同時に炭便りの配布と、炭琴の体験を行えるようにした

2009.11
・備長炭窯づくり開始(2基目)
・石鹸作り講座(町内の廃油と竹炭粉末を使用したエコ石鹸の試作)
・協議会開催
・黒炭窯入れ〜窯出し(3回目)

2009.12
・備長炭窯入れ〜窯出し(3回目)
・黒炭窯入れ〜窯出し(4回目)
・ふれあいパーク感謝祭にて試作品配布(ご祈祷済み炭消臭剤50個・アンケートハガキ付)

大月町伝統産業育成協議会の組織

2010.2
・大月町備長炭生産組合設立

団体名 大月町伝統産業育成協議会
所在地 高知県幡多郡大月町弘見2610
設立 平成21年4月1日
代表者名 浜田 稔
事業名 高知県ふるさと雇用再生特別基金事業
事業内容 大月町では、過去に炭焼きが盛んに行われていたことがある。本町には、世界に誇れる備長炭の原材料となるウバメガシが群生しており、林業者によって搬出されている。
地球温暖化が社会問題となる中、炭は環境問題とは切っても切り離すことのできない関係にあることらから、時代にあった地域固有の資源を活かした産業として復興する機運にある。
このような背景から、製炭者を育成し、品質の統一や物流量の確保を行うことで大月町の産業として確立させる。
団体名 大月町備長炭生産組合
所在地 高知県幡多郡大月町弘見2610
設立 平成22年2月1日
代表者名 谷 守男
事業名 高知県緊急雇用臨時特別基金事業
事業内容 良質な備長炭の製炭者の育成を図るとともに、地域の資源を守り有効に活用するということ主旨とする。また環境に配慮した循環型産業の確立を目指し、雑木を活用した黒炭、竹を活用した竹炭の販売にも取り組む。

大月町伝統産業育成協議会

〒788-0302 高知県幡多郡大月町弘見2610番地 TEL:0880-73-1633mail